ゴールデンエイジ(黄金の成長期)
運動神経が著しく発達する時期。(5歳~12歳までの期間)。
運動神経と書きましたが、実は人間の体には「運動神経」という神経はありません。
「運動神経」とは「コーディネーション能力」のことです。
「コーディネーション能力」とは、自分の体を巧みに動かす能力。
その能力は7つに分けられる。
- 1:リズム能力 リズム感を養い、動くタイミングを上手につかむ能力。
- 2:バランス能力 バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直す能力。
- 3:変換能力 状況の変化に合わせて、素早く動きを切り替える能力。
- 4:反応能力 合図に素早く反応し、適切に対応する能力。
- 5:連結能力 体全体をスムーズに動かす能力。
- 6:定位能力 動いているものと自分の位置関係を把握する能力。
- 7:識別能力 道具やスポーツ用具などを上手に操作する能力。
ゴールデンエイジを逃してしまった!!ダメだ・・・運動神経が悪い子に・・・
などと、諦める必要はございません、あくまで、効率良く吸収できる時期というだけで、後からでも十分、挽回は可能です。
しかし、注意したいのは、無理にトレーニング色を強くしないこと。
過酷なトレーニングではこどもが運動嫌いになってしまう可能性があるからです。
こども時代に運動が好きだった人は、大人になってからも運動が好きで定期的に運動に取り組む人が多いと言われており、逆に、こども時代に運動が嫌いだと思った人は、大人になってから運動に親しむことが少なくなります。
こども時代に運動を”楽しむ”ことは、その人の生涯においてとても意味のあることとなります。
まずは親子で運動を楽しむ時間を作るのも良いかもしれませんね。